ふるさと納税2021.11.21

山梨県甲府市にふるさと納税をしました。

なぜ甲府市？ゆかりも何もないのですが、ただ単にお礼のしなが

ワインだからという理由です。みなさんもお礼の品からどこに

寄付するかを選ばれる方が多いのではないでしょうか。

私もまず、お礼品で探すを選択してワインで検索します。

北海道や長野県、青森県や宮城県のものも表示されます。

今回は王道の甲府市を選びました。

寄付金額の３０％くらいまでが品物の価格と考えられますので

１００００円寄付すると３０００円程度までの品物になる感じです。

ふるさと納税は、具体的には納税ではなく寄付金です。

控除項目も寄付金控除されます。

１００００円を支払ったとすると自分の令和３年分の所得から

寄付金控除として１００００円ー２０００円＝８０００円が

控除されます。それに対する税金が１０％課されているとすると

８００円税金が還付されます。

１０％の納税の方で８００円戻ってきます。１００００円支払って

お礼の品３０００円程度もらって後の６２００円は寄付かどうかですが

具体的には、まず所得税

１００００円－２０００円（寄付金控除の計算でマイナス

される控除額）＝８０００円

８０００円×１０％（税率は人により違いますがここでは１０％とします）

＝８００円　所得税の還付金額

次に住民税（市民税）

基本還付（１００００円－２０００円）×１０％（住民税の税率は一律１０％）

＝８００円

さらに追加還付

（１００００円－２０００円）－８００円（所得税還付）－８００円（住民税還付）

＝６４００円

税金の還付合計は８００円＋８００円＋６４００円＝８０００円

１００００円寄付して８０００円の還付差額２０００円で３０００円の

品物を頂いている感じです。

１００００円の寄付で２０００円自己負担ならそれなりのワインも買えますから、

特に甲府市に強い思いがなければ自分の好きなワインを成城石井にでも買いに

行く方がいいかもしれませんね。

私はいつもクライアントの皆さんからのお尋ねがあればシュミレーションで１０万円以上の

金額がでても３００００円程度にしておいて２０００円の自己負担で品物を９０００円

程度いただければいいのではないでしょうかとお伝えしております。

シュミレーションの所得はあくまでも概算ですから他の節税対策も加味しないと

いけませんので要注意です。