新年のご挨拶「ＡＩの話」2019.01.14

新年もあけましてすでに２週間。本年もよろしくお願いいたします。
今年も早々、極寒だったり穏やかであったり天候に振り回されている感じでもあります。
私たちは、おそらく日々何かに振り回されて生活しているのではないでしょうか。
今年もＡＩの進歩は急速に進みＡＩに振り回される予感があります。
私どもの業界はＡＩが導入されて、将来消滅する業種として取り上げられております。
当方は現況、仕事にもあぶれずに税理士事務所として成立しておりますし、仕事の内容も
年を重ねるごとに重みを増しています。
勤務していた頃には出来なかったことや考えもつかなかったことにチャレンジして
少しでもクライアントのためになることを模索してサポートすることを考えています。
ですから、ＡＩの導入により消滅することが信じられないのですが．．．
逆説的に、ＡＩの導入によりもっとスムーズに仕事がはかどって時間短縮ができれば
クライアントのために本当にサポート出来ることがもっと増やすことができると思って
います。
税理士事務所の仕事は、帳簿を作成して試算して決算を組んで申告書を作成して～
経営相談にのって財務分析をして～時々相続や贈与の相談を受けてシュミュレーションを
して申告書を作成して～
経営相談、財務分析、シュミュレーション業務を特別なこととして考えている税理士
もおりますが、私は開業当初からすでに行ってきました。
そして、クライアントの要望にそえるように勉強もケーススタディも行ってきました。
しかし、机上の空論という壁にぶち当たって中小企業にそぐわないものがありすぎた
のも事実です。そして、これはＡＩにもできることなのかもしれません。
私が今一番大切にしていることは、クライアントの現場を知ること。そのためには
出来る限り足を運びます。現場に行けないクライアント先には徹底的に話を聞きます。
そして、状況をを知り何を求められているか何ができるかを考え提供すべきことを
考えます。うちの対応してくれているスタッフたちにも私の考えを伝えているので
私がいなくても対応可能です。そんな対応ＡＩにはできないでしょう。
時々、面白い話もします。先日うちのクライアントの社長さんとお話をしていると、
「先生、自分の住む家を探してきて。」っていうご依頼。
「私の好みでよいのですか？」「いいよ、任せる。」「いくらくらい？」
「どのあたりで？」
なんて話まで。そんな会話ＡＩにはできないでしょう。
いえいえ、でもそれは私も対応不可能です。
ということで、そこはやっぱり不動産屋さんをご紹介する予定です。